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いわてリハビリテーションセンター高橋明先生からのレポート(リハ学会HPより)
(日本リハビリ医学会HPより許可を得て転載)

いわてリハビリテーションセンター高橋明先生からのレポート

 

高橋@いわてリハビリテーションセンターです。

3.11から1ヶ月が過ぎ、岩手県の状況も大きく変化してきています。

沿岸の被災地ではDMAT対応状況から非日常の生活が持続することから生じる感染症やいわゆる生活習慣病の誘発、持病の悪化などに移り、医療需要は質を変えながらますます増大。一方、難を逃れた医療機関・介護福祉関連施設も活動を活発化し、周辺の介護予防活動に乗り出す余裕も見せ始めています。

流失した病院や施設から救出された方々は早々と関連病院や内陸の施設に移され、避難所に難を逃れたが次第に不活発になっていった方々に対しても次々に対策が講じられ、一部を除いて初期の混乱は幾分治まったかのようにみえます。

こうした中で仮設住宅の建設開始は何よりの朗報ではありますが、県央部の旅館・ホテルへ身を寄せた方々についても同質の問題が浮上する懸念が生じてきたように思います。それは、阪神淡路大震災の時にも問題となった『仮住まい症候群』の初期症候です。

食事・排泄・入浴・整容・休息・睡眠などすべての生活活動を居住環境・人間関係など今までと異なった環境、非日常的な環境のなかで行わざるを得ないという状況。極めて強いストレスが続く生活を余儀なくされた場合、最初に血圧の変動や不眠、うつ状態など情動変化があらわれるようで、当センター看護部による実地調査でも既にその兆候があらわれています。

つまり第二段階に入った現在、われわれの“戦線”は沿岸被災地と内陸避難地との2つになっており、後者も1カ所ではなく繋・雫石温泉郷と花巻温泉郷、八幡平温泉郷の3カ所となっており、両戦線とも長期化が予想されていることから、どのような対応が現実的かを考える必要に迫られています

 


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