rehay_jishin on Twitter リハビリ医療と東日本大地震を考える

塩釜市坂総合病院リハビリ科藤原大先生より(4月9日付)
 New-Neuro-Reha兵庫医大リハ医局MLの)皆様へ

 

ご無沙汰しております。

4月に入って、ライフラインもほぼ復旧して、懸念事項であったガソリンも供給が順調になっていました。

そこに一昨日の地震・・・。再度ライフラインが停止しました。

またか・・・といった感じでしたが、昨日には徐々に復旧が進んできています。住民・職員も落ち着いて対処しています。

 

今週から、避難所になっている多賀城文化センターという施設で個別・集団リハビリを開始しました。

文化センターは、現在約600人の避難者を抱えています。

民間施設ということもあり、自治体の介入は脆弱。

構造上も、エントランス・廊下・会議室・楽屋など、様々な場所に避難者が散らばっており、全体像を非常に把握しにくい所です。

 

 

◎当院リハビリスタッフ2名と宮城県理学療法士会スタッフ23名、

地域のボランティア数名、当院デイケアスタッフ2名で開始。

 

  当院スタッフが、避難所を毎日巡回して、個別リハビリ対象者や問題のありそうな方をピックアップ。

県士会スタッフが個別の訓練。その他で集団リハビリ(体操が中心)を実施しています。

個別対象となっているのは、現段階で7名ほどなので、とりあえず現状のスタッフで対処可能。体操には毎日20名ほど参加。

 

◎複写式の用紙をカルテとして使用し、1枚を当院管理、もう1枚を避難所事務所に保管、という形で運用。日々の記録を次々とファイルに挟みこんで、問題点や経過を把握しやすくしています。

 

◎医学的管理は、定期的に私が一緒に巡回しながら実施。

チェックポイントや問題点、注意・禁忌事項などを整理して、各担当者に伝えていく形にしています。

 

◎当院スタッフと県士会スタッフで、木曜日に会議を開催。

今後も継続的に取り組むことを確認。現状の役割分担を継続とし、リハビリ医師は1週間に1回、定期的に巡回して状況を確認することにしました。

 

実際に現場で動きながら、具体的な方策を練っているところです。

これをモデルケースに、地域の他の避難所でもリハビリ介入を行い、廃用・疾病予防、患者・障害者の避難所生活環境調整を進めれば被災地でのリハビリ医療は大きく進むのではないかと思います。

 

理想としては、同様のチームが各避難所に編成されること。

避難所の地域性や規模・構造によってニーズは異なると思いますが、医師1名+療法士23名(+できれば看護師1名)で充分動けます。

他地域から支援をいただくとすれば、最低1週間程度は滞在して、順次次のチームに引き継ぐという形が望ましいかと考えます。

 

以上、つらつらと書いてしまいました。

現地の取組みについて、近況報告でした。

多くの方々にご心配いただき、感謝いたします。

 

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 宮城厚生協会 坂総合病院

 リハビリテーション科 医長

 MD 藤原大

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| 現地情報 | 14:10 | comments(1) | trackbacks(0) |
被災地医療 在宅療養、こんな時こそ支えたい…仙台の看護師(ケアネットニュースより)
 「調子はいかがですか」 仙台市若林区の「あおい訪問看護ステーション」の看護師、小池晴美さん(42)は、ベッドの男性(77)に顔を寄せて話しかけた。

男性は神経の難病で、昨年秋から自宅ベッドで療養生活を送る。胃に入れた管から水と栄養を補給し、膀胱(ぼうこう)に入れた管から尿を出す。次男(45)による介護と、週2回の訪問看護が頼りだ。

3月11日の夜、排尿の管が詰まった。訪問看護ステーションへの電話はつながらない。次男は停電で暗闇の町を車で走った。ステーションに着くと、数人の看護師が真っ暗な事務所に待機してくれていた。「訪問看護は私たちにとって命綱です」と次男は話す。

津波では、利用者1人が行方不明になり、約30人が家屋に被害を受けた。事務員1人は家を流され、利用者4人と看護師1人が避難所に身を寄せている。

「体調を崩して入院が必要な人が出るのではないかと心配です。こんな時こそ、利用者の元にこまめに足を運び、在宅の療養生活を支えたい」。社長で看護師の小野久恵さん(59)は話す。

ガソリン不足のなか、移動手段に自転車3台を新たに購入した。血圧計などを詰め込んだ訪問バッグを背に、看護師たちは今日もペダルをこいで町を走る。

(記事提供:読売新聞)

http://www.carenet.com/news/det.php?nws_c=20661

| 現地情報 | 03:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
被災地の介護、徐々に再開(日経新聞より)

被災地の介護、徐々に再開 他地域から人や物資 
セントケアやニチイ学館、ライフライン復旧が後押し

2011/4/4 12:00
日本経済新聞 電子版
 

介護大手が東日本大震災の被災地でサービスを再開し始めた。被災していない本社や支店から介護職員のほか、紙おむつなどの物資を送り、水道や電気などのライフラインが復旧した拠点で利用者を受け入れている。岩手、宮城、福島の東北3県で要支援・要介護者は約25万人。その多くが被災した。避難所での生活が長期化するにつれ、介護が深刻な問題になっている。各社は再開のめどが立たない地元の事業所の利用者も受け入れ、事態…

(以下は日経新聞の会員ページをご覧下さい。)
| 現地情報 | 13:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
関連死の危険(神戸新聞)
以下、4月1日付神戸新聞記事より抜粋。(赤字は管理人)

  東日本大震災で避難生活が長引き、持病の悪化や体調不良から引き起こされる「震災関連死」の問題が深刻化している。16年前の阪神・淡路大震災でいち早くこの問題を指摘し、今回も被災地で救護に取り組む神戸協同病院(神戸市長田区)の上田耕蔵院長(60)は「原発や石油不足など想定外の事態が重なり、外からの支援が困難な状況が続いている。長期にわたって関連死が発生する恐れがある」と指摘する。(岩崎昂志)

 ‐上田院長は3月19〜22日、宮城県塩釜市で活動したが、現場の状況は。

 「被災地の状況は阪神・淡路大震災など過去の地震とは大きく異なる。特に、津波被害が非常に広範囲石油の供給が困難原発の非常事態‐の3点が想定外」

 ‐高齢者を中心に、関連死の発生が既に報道されている。

 「関連死の動向は、救急車の出動件数によっておおまかに把握できる。阪神・淡路大震災では関連死が900人を超えたが、大半は発生から1週間に集中していた。今回も既に多く発生しているのではないかと懸念しているが、報道されているのは数十人。被災規模からするとむしろ少ない印象で、残念ながら隠れたケースも相当あるのではないか

 「『低体温症』が目立つのも特徴だ。津波から救助された直後に亡くなる例と、避難先などで暖房が使えないことによる例の2種類がある。石油や水、食料といった物流の途絶は深刻。交通網の寸断と石油不足で孤立した家や避難所もあり、救助や医療を受ける以前に関連死したとみられるケースもある。支援の遅れから、関連死の危険も過去に例がないほど長期化し、1カ月以上続く可能性がある」

 ‐関連死をなくすために必要な仕組みは。

 「重症になる恐れのある人を見つけ、速やかに被災していない医療機関につなげるのが理想だ。また、要介護認定を受けている高齢者が衰弱している場合は福祉施設に緊急入所させること。被災した地域で在宅介護を続けるのは家族の負担が大きすぎる。日頃から高齢者の状態を知っているケアマネジャーや保健師らの役割が大きい

 「一方、要介護認定されていない高齢者らへの目配りも欠かせない。例えば避難所でカルテのように体調などを書き込んだ名簿を作り、小まめに状態を聞き取って変化に気付けるようにできれば効果的だ」

 「関連死の原因として多いのは感染症だが、長時間、体を動かさずにいると(血行不良で血栓などを引き起こす)『エコノミークラス症候群』にも気を付けないといけない。今後、石油不足が改善されると、車中で暖を取る人が増えるかもしれない。2004年の新潟県中越地震の被災地では車中泊によって発症、死亡した事例もあり、注意が必要だ」

 ‐兵庫県内で被災者の受け入れ態勢が整備され、実際に避難する人が増えている。

 「安全地帯である避難先も被災者にとっては不慣れな環境であり、体調への気配りは不可欠。受け入れ側として、まずは持病を持つ人の名簿を作り、医療や介護と結び付けることが大切だ」

(2011/04/01 神戸新聞)

| 現地情報 | 01:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
東日本大震災:介護の手が足りない…被災職員もケア必要
 東日本大震災の被災地で、避難所になった福祉施設で働く介護職員の疲労がピークに達している。家族や自宅を失い被災者となりながら入所者の介護を続け、避難者の世話もするケースが少なくない。「私たちが頑張らなければ」という使命感が強いが、施設の責任者たちは「各地から専門職員を派遣して支援してほしい」と訴える。【久野華代】

◇施設にあふれる被災者

定員2人の居室に、高齢者の眠るベッド4台がひしめいていた。食堂では、被災した若者が床に毛布を敷いて横になっていた。

 110人が入所する岩手県陸前高田市の特別養護老人ホーム「高寿園」。市指定避難所ではなかったが、高台にあるため、津波から逃げてきた地元住民約200人を受け入れた。

震災前は入所者と介護職員のおしゃべりでにぎやかだった部屋がひっそりしている。「歩いてトイレに行けた入所者にも、断水のため尿取りパッドをつけた。その影響なのか、気力が低下したように感じます」。介護主任の佐々木衣子さん(54)は入所者の健康状態に不安を募らせる。

 事務職を含め165人いた職員のうち、7人が亡くなり6人が行方不明。家を失い施設で寝泊まりしながら仕事を続ける職員は59人に上る。津波で家を失った佐々木さんもその一人だ。

 震災後しばらくは入所者の介護に加え、避難者が使うトイレの清掃やゴミの分別も引き受けてきた。過労で体調を崩す職員もいたが「私たちが頑張らなければ」との思いから不満は口にしない。避難者の中には家を失い行き場のない高齢者も多いが、佐々木晃・事務主任は「このまま多くの避難者を受け入れ続ければ、職員はパンクしてしまう」と悲鳴を上げる。

 陸前高田市の介護老人保健施設「松原苑」にも震災後、認知症などの入所者190人に加え、家を失った高齢者15人が身を寄せる。一方で、50人いた介護職員は2人が死亡・行方不明になるなどして5人減った。その分1人あたりの夜勤数が増えたという。

 入沢美紀子看護部長は「入所者だけではなく、職員も心身ともにケアが必要。ぜひ介護の資格を持つ人が応援に来て助けてほしい」と訴えている。

(毎日新聞 4月2日)

| 現地情報 | 13:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
塩釜市坂総合病院リハビリ科・藤原大先生より(4月1日付)
 道免先生、皆様

 

お疲れさまです。通常業務に戻ったため、日常業務に追われてご連絡する機会を逸していました。ご容赦ください。

 

  以前にも書きましたが、震災前からの要介護者については、この時期になると避難所にはいません。

避難所毎に環境は異なりますが、やはり要介護者が週単位・月単位を避難所で過ごすことは困難を極めます。

知っている範囲では、地域の要介護者の方々は、自治体を通して施設入所(場合によっては山形や青森など県外)の方向になったり、家族の援助で何とか自宅に戻ったりしています。

 

  南三陸町は、すでの1週間前位に集団避難のお知らせが出ていたようです。ニュースでもやっていましたが、町外・県外に避難が決まった方々が一定数います。

避難所に残る方は、数百人程度とニュースでは言ってましたね。避難で移られた先での医療・生活支援が重要になるものと思われます。

 

  急性期救急医療のphaseは既に通り過ぎ、慢性疾患管理の方が重要性を増しています。

我が地域では比較的大規模の避難所に当院のデイケア職員が赴き、デイケアを開くことにしたそうです。

 どのような反響があるのか楽しみです。

 

  人的支援としては、不足している地域をまず特定する必要あり。

我が病院の診療圏はまだ恵まれています。三陸沿岸地域や福島の方が、人材不足に迫られている気がします。

近藤先生の言われる通り、長期に渡ったチームでの援助が必須と思います。

 ただし、未だどこにどのような配置が望ましいのか、全く情報を掴めない状況です。

 

中途半端になりました。これからカンファなので、一旦失礼します。

またご連絡します。

 

| 現地情報 | 13:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
揺らぐ在宅医療ネットに「第2、第3の危機」も…岩手・釜石(産經新聞)
 東日本大震災で、岩手県の自治体と中核病院が独自に築いた医療ネットワークが崩壊の危機にある。深刻な医師不足を補うため、同県釜石市と大槌町は震災前、在宅診療の拡充に力を入れてきたが、震災で患者らが避難所や転院先にちりぢりになってしまった。医療現場は被災直後の急性期医療は乗り切ったが、慢性疾患の悪化やADL(日常生活動作)の低下という「第2の波」「第3の波」に危機感を募らせる。(小野田雄一、大渡美咲)

寺田院長によると、第2の波とは慢性疾患の悪化、第3はADLの低下をいう。「避難生活の長期化や衛生面の悪化で、これまでは進行が緩やかだった慢性疾患が一気に噴き出る可能性がある。次には、これまである程度は自分で排便や食事などができていた患者が、寝たきりになってしまう恐れもある」と指摘。「応援の医師が全国から入り、急性期医療の支援を受けている間に、われわれ地元の医師が元の在宅診療態勢を再構築しなければならない」

記事全文は、
をご覧下さい。

| 現地情報 | 14:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
被災地で理学療法士活躍のニュース

東日本大震災:「心のケアが大事」 被災地で緊急医療、日田の岩里医師戻る /大分

 東日本大震災の被災地の福島県相馬市で緊急医療活動に携わった日田市の岩里正生医師(54)=医療法人聖陵岩里病院理事長=が戻り、28日、「心のケアを含め、本当に必要な医療はこれから」と語った。理学療法士の桑野早苗さん(31)とともに22〜26日、避難所を駆け回った。

 秋篠宮妃紀子さまの実弟で東京農大講師の川嶋舟(しゅう)獣医師(37)の「医療SOS」に応えた。岩里医師は紀子さまの父の川嶋辰彦学習院大教授とはカンボジアやタイでの「海外協力研修プログラム」(GONGOVA)仲間で、舟さんとも十数年来の付き合い。舟さんは妻の実家の相馬市を訪問中に大震災に遭い、そのまま救援物資活動などを続けている。

 医薬品や漢方薬などを持参した岩里医師らは、現地の開業医8人が4人1組で回る避難所10カ所に同行。「家族を亡くしたショックや避難生活ストレスのため、高血圧患者が多い。放射能を恐れて窓を閉め切り、暖房で空気が乾燥して脱水症状の患者も目立った」。特に、桑野さんのマッサージやラジオ体操が大人気だったという。

 最後に「避難生活の長期化で、将来の不安に対処するカウンセリングが最も大事」と語った。【楢原義則】(毎日新聞)

この記事は、以下のTwitterで知りました。感謝。

 理学療法士 山田真伸 
被災地で理学療法士によるマッサージやラジオ体操が好評


| 現地情報 | 18:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
塩釜市坂総合病院・藤原大先生より
 ◎周辺地域では、塩釜市内の避難所の方々は、自宅の水道が通ったことで、相当数が避難所を後にしているようです。

一方の多賀城市は、近隣の河川が決壊した影響と水道が不通のため、未だ多くの方が避難所生活を余儀なくされています。

避難所対策も重要なのですが、自宅に戻られた方々、特に虚弱高齢者や障害者の方々の生活も、大いに気になるところです。

 

  生活との関連でいえば、地域の福祉介護サービスが全く機能していないことも大きな問題です。

ヘルパーステーションなども動いているところはほぼ皆無とのこと。職員そのものが被災者であることとガソリン供給不足が大きな原因です。

中には、徒歩で片道2時間の通勤をして何とか勤務している施設職員も。

急性期および回復期リハの回転を改善するためにも、この分野の再構築が急務と考えます。MSWや地域の方々の情報網から今後詳細な状況をつかんでいきたいと思います。

 

◎周辺の回復期リハ病棟も大打撃のよう。

東北公済病院宮城野分院は建物の損傷が大きく、入院患者100名を仙台市内の本院へ移動。東北厚生年金病院も以前からの情報の通りで、回復期病棟の再稼動のめどは立たず。

院内で処理しきれない分を仙台市内に救済を求めようと考えましたが、到底無理のようです。

 

今週は地域の実態について情報を集めながら、今後の方針を具体化していく時間になりそうです。

皆様からの情報も参考にさせていただきたいと思います。

旺盛な議論をお願いしたいと思います。


| 現地情報 | 03:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
宮城県南三陸町でのリハビリ専門医(湾岸リハビリ病院・近藤国嗣先生)
 千葉県医師会JMATの習志野市医師会災害医療チームの一員として宮城県南三陸町にて326-27日の2日間、診療してきました。

 

習志野市医師会災害医療チームは一般内科1名、循環器科2名、小児科1名、整形外科2名(開業医3名勤務医3名)、看護師2名で、これに私と義肢装具士の2名が加わり、リハ機器会社から寄贈された各種杖および既成短下肢装具、腰部コルセット、膝サポーター、装具修理機器、とろみ剤を持参して参加してきました。

 

南三陸町には医療チームはすでに30程度入っており、現地対策本部があるベイサイドアリーナに検診車を利用した最低限の検査もできる医療室および医療本部が立ち上がっており、医薬品も比較的十分でした。

 

730分には各医療チームリーダーが集合してミーティングを開始し、地域の役割分担と注意事項や連携などの報告が行われ、一日の診療活動が開始するスタイルがとられており、ミーティング時にリハ医と義肢装具士がいることをアナウンスしたところ、障害児の装具修理の依頼と、他チーム患者の整形外科疾患にてコルセットの要望がありました。

 

コルセットを渡してから、習志野市医師会とは別行動で小児の自宅まで行って短下肢装具の修理施行。その後熊本県の保健師チームと一緒に、壊滅集落の高齢者中心の避難所(民宿)などを回って、主にシルバーカーを流されて歩行困難となった高齢者8人に杖処方と機能評価・自主トレ指導して午前中は終了。

 

午後は本部に戻り、痛みにて歩行困難な変形性膝関節症の患者2名にロフストランド杖、膝サポーターを渡し、短下肢装具を流された障害者に既成短下肢装具を修正して渡して1日目は終了。

 

夕方、本部から離れて、地域の中規模避難施設にバスを停めて習志野市医師会チームでバス内宿泊。

 

翌日は同避難施設内の高齢歩行機能低下者7名に杖処方および杖修正、機能評価と自主トレ指導を行い、移動して住宅破壊をまぬがれた在宅寝たきり被災者の褥瘡と嚥下機能チェックと指導(とろみ剤渡し)を施行、その後医師会チームともに地域避難所を巡回しながら前日修理した装具のチェックなどを行って2日間の医療活動は終了しました。

 

南三陸町では、要介護者はすでに連れ出されていて、地域避難所には要支援レベルの高齢者が中心のようでした。要介護者の一部は家族が連れて行ったと聞きましたが、それ以外の方がどこに行ったかは不明です。今後は亜急性期の障害者だけでなく、移動した(させられた)要介護者の機能低下についての対応も考えていかなければならないかと思われます。

 

今回の被災地でのリハ医による災害医療のキーワードは、医療チーム全体へのアナウンス、特に保健師からの情報収集とラウンド、各種杖さらにシルバーカー?でしょうか。

 

また、待っていてもリハ医の活動要請はさほど出てこないので、自ら地域巡回ができるように独自の移動手段(車)があった方がベターと感じました。

 

以上ですが、今後の被災地医療に行かれるリハ医の先生方に参考になればと思い報告させていただきます。

 

| 現地情報 | 02:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
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